サプリメントはもう古い⁈ プロテインと食物繊維はお気に入りのカフェで

「コーヒーや紅茶などの嗜好品は控えましょう」

そう指導していたトレーナーは、今後方針の転換を余儀なくされるかもしれません。

アメリカの日常に溶け込むプロテイン習慣

アメリカでは、プロテインを日常的に摂取する人が年々急増しています。

ホールフーズマーケットが参加するトレンド協議会の調査によると、2025年末から2026年初頭にかけて、プロテインカテゴリーは前年比8~12%増と成長しています。

大手カフェチェーン、スターバックスは、2025年9月末から16オンス(473ml)のグランデあたり最大36グラムのタンパク質を含むプロテイン入りコールドフォームをアメリカおよびカナダのメニューに導入しました。コールドフォームとは、冷たいミルクをきめ細かな泡状にした人気のトッピングです。

同社はこのプロテイン入りコールドフォームが大好評を博し、ドリンクとオプションの増加が7四半期連続の売り上げ不振を打破するきっかけとなったと説明しています。

次の主役は食物繊維

また、スターバックスのCEOブライアン・ニコル氏によると、同社は「引き続き、健康路線を進むことになるだろう」と述べており、タンパク質や食物繊維をふんだんに使ったスナックなども拡充していく予定です。

サプリメント中心からの転換

これら変化が示しているのは、健康習慣の考え方そのものの転換です。従来は、不足しがちな栄養素をサプリメントで補うという発想が主流でした。

しかし今や、朝の一杯、食後の眠気覚まし、気分転換、もしくは単に好きだから飲むという習慣の延長線上で、カフェで栄養素を取り入れる方向へと進んでいます。

カフェは「新しい栄養ステーション」

もし、これからのカフェがライフスタイルに寄り添う栄養拠点としてのポジションを強めていくとするならば、サプリメントを買いだめしていた人はその量が減っていく可能性があります。

「ついでに」栄養素をプラスする手軽さが、今後望まれていくことは十分考えられます。

サプリメントが不要になるわけではありません。しかし、プロテインと食物繊維をカフェで自然に摂る。この新しい習慣は、2026年以降のウェルネストレンドのひとつとして日本でも広まっていくかもしれません。

 

 

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