あなたは大丈夫?
指導には自信がある。礼儀正しく対応している。身なりにもいつも気をつけている。
それでもときどき不安になってしまうのが、「異性会員への指導方法」ではないでしょうか。とくに男性トレーナーが女性会員に指導するときは緊張するものです。
そこで実際の体験談や女性側の声をもとに、女性会員から好かれるトレーナーになるための具体的な行動をまとめてみました。
自分は大丈夫という場合でも、自社スタッフはそうではないかもしれません。研修に取り入れるなどして、ジム全体の安定運営に役立てましょう。
触れない前提が信頼を生む
女性が最も不安を感じやすいのが、突然の接触です。一方、指名されるトレーナーほど「触らなくても伝えられる技術」を持っています。
・まずは非接触で指導する
言葉によるキュー、自分で手本を見せる、鏡の向きを調整する、動画を活用する
・事前確認をする
「今の骨盤の向きを軽く確認しても大丈夫ですか」
・触れる部位や理由を明確に伝える
「肩がすくんでいるので、肩甲骨の位置を少しだけ確認します」
まずは安心できる環境をつくり、「また任せたい」につなげる導線をつくります。
距離感・視線・声量を意識して「この人なら大丈夫」を作る
女性専用ジムの運営でも、立ち位置や話し方への配慮が重視されています。指名されるトレーナーほど、無意識に安心ゾーンを保っています。
また、盗撮や不快な体験に関するニュースが多い昨今、女性側は「予防として」警戒していると捉えておくと、トレーナー側も過敏になりすぎずにすみます。
・立ち位置は斜め前か横を心がける
「後ろからフォームを見ますね」など、背後に回る時は必ず一声かける
・見た目による評価はしない
「動きが安定しています」
「可動域が広がりましたね」
・小声で近づかない
適切な距離と声量をキープする
意外と気をつけなければいけないのが「元気すぎる声かけ」です。新人トレーナーの頃、常に元気よく接するよう教育された人は要注意です。初心者やマンツーマンレッスンのときは、とくに気をつけましょう。
断れる空気が逆に指名を生む
女性側の本音として多いのが「嫌と言えなかった」という後悔です。熱心に指導した結果がこれではショックですよね。それでは、どうすればよいのでしょうか。
・最初に、指導中でもストップ歓迎であることを伝える
「違和感があれば遠慮なく止めてください」
・担当変更やキャンセルを言いやすい環境を整える
受付で完結できるようにすると、本人には言いずらいという壁がなくなります
断れる、それなら気軽に頼める。
この発想が重要です。
ジムとしての安心設計も指名率を左右する
個人の配慮だけでなく、ジム全体の安心設計も評価対象になることを忘れてはいけません。
・触れるときのルールを明文化する
まずは、非接触優先とする
同意は必須とする
必要最小限に留める
・見守られていると感じる環境づくりをする
入口付近にスタッフを配置する
窓を設置する
防犯カメラ作動のサインを掲示する
・禁止事項を明確化する
体型に関する雑談
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個人連絡先の交換
安心できるジムでなければ、契約の継続すら危うくなってしまいます。
生の声を集める
自社会員からのリアルな声を聞くことほど、確かなことはありません。おすすめはアンケート形式による収集です。口頭では言いづらいことも、文字にすることはできる場合があります。
おすすめ方法
入会2週間以内に匿名アンケートを配る
初回体験+初月の2回実施する
質問例
不快に感じる触れ方はなかったか
距離感は問題なかったか
避けてほしい話題はあるか
担当性別の希望はあるか
不安を感じた瞬間はあったか
改善する姿勢そのものが、信頼につながります。
まとめ
女性会員にとっての安心感は「予測できる安全」から生まれます。
触れない前提の指導
適切な距離感・視線・声量
断れる空気
ルール化の徹底
この4つを実施するだけで、信頼度は大きく変わります。現場でぜひ取り入れてみてください。
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